スクリブる

1級建築士角落ちからの。。。

H28学科試験の当日を記録しておく

2016/08/04

次に生かすために、
H28の学科試験当日を記録しておく。

前日、
夜になってやらないでおこうと思っていたひとり模試をする。
気が付くと0時を回っていた。
(これは間違いだった、寝るの遅くなったから。寝不足はこのあと響いた)
早く寝ないとまずいと思い、
答え合わせは構造、施工を明日の朝にしようと布団に入った。
しかし興奮からか寝れずビールを飲んだ。
何時に眠れたのかは不明。

予定より1時間遅く8時に起床。
遅くとも8:30には出ないとまずいのでちょっと焦る。
7時に起きて8時過ぎに出発する予定だった。
もちろん構造施工の答え合わせは出来ず。
試験当日なのに寝坊できるのかと自分に驚く。

自転車で最寄駅に向かう。
途中のコンビニで調理パン*2とコーヒーとお茶とチョコレートを買う。
初めて使う経路に初めて使う駐輪所で、
清算の仕方をおじさんに聞きながら自転車を止める。
おじさんは「いってらっしゃい!」と言ってくれる親切な人だった。
ここで気付いた、
ブーツなのにローカットの靴下を履いてしまい、
自転車を降りてからすぐに踝が痛み出す。

試験所最寄駅に到着する。
本当は8:30に会場に入っていたかったがこの時点で9時。
しかも踝が痛い。
おっさんなので若者には難しい技、
そう、
タクシーで乗り付けてやろうと考える。

大通りなのにタクシーが走っていない。
やっと来たタクシーには3台ほど通過される。
止まり難いところだったのか・・・
しかし暑い、
汗がひどい。

やっと乗り込む。
5分ほどで到着、
ここで9:10ぐらい。

9階に自分の席があるのに7階で降りてしまう。
というか、
掲示されていた自分が行くべき教室が分からない事にここで気付く。
受験番号ごとに教室が振り分けられているあの表を見ていたはずなのに・・・。
しかたないので戻る。
でもエレベーターはだだ混みなので階段で1階まで下りる。
踝が痛い、
途方に暮れる。

こんどはしっかり確認する。
教室に向かう。
たどり着く。
ここで9:25ぐらいだった。

後ろの席の人は30代とおぼしき男性で
緑のポロシャツにおかっぱ頭で髭が濃い、
これはどうでもいいが、
目つきが悪く、
そしてため息を繰り返す。
ネガティブなオーラを背中で感じる。
「落ちればいい」
と思う。

前の席は女の子だった。
「いっしょにがんばろうね」
と心の中で健闘を祈る。

5分しかないが最後まであがいてやろうとタブレットで合格物語を回す。
しかし5分しかないのですぐ仕舞う。

計画と環境設備が始まる。
問題訂正が多くイライラする。
しっかり見直したのかと試験もとに問い詰めたくなったが、
さすがに正答肢に間違いはないだろう、
ってことは訂正問に正答肢はないんじゃないか?
と冷静になる。
実際どうだったっけ?
これはいけてる問題が15+17だった。
去年は設備で足きりだったが今年はいけたとほくそ笑む。
しかも予定通りの点数以上は確保したと、
この時は勘違いしていてほくそ笑む。

お昼休憩。
うしろのミドリが外出した。
よかった、
ため息が消えた、
「このまま消えればいいのに」
と思う。
合格物語を回しながら、
調理パンを食べる。
量が多い、
食べ過ぎた。

法規が始まる。
後ろのミドリも帰ってきた、
チッと心の中で舌を打つ。
1問3分で5分おきの時間を問題用紙に書く。
法令集見なくても2~3問は解け、
その他も法令集で確認するのに1~2問まで絞り込めたので、
見直し時間も10分ほど確保できた。
これはいけてる問題が27だった。
峠は越した、
と思った。
法規が一番心配だった。
ここで高得点をとらなければ、
力学を捨てている私は合格できない。
前半で14+17+27=58を確保した、
あとは18+18でも94だ、
合格した、
とこの時は思った。
ちょっと目頭が熱くなってもいた。

構造施工が始まる。
予定通り力学は後回しにする。
構造文章を解きながら、
おや?
と思う。
なんか難しいような、
これ見たことあるかなあ・・・
という文章が多い。
しかし後半はいけてる問題が続きいけてるかと調子を取り戻すも施工に入り、
これ見た事ないな・・・が増加する。
ここで危機感を覚える。
一旦最後まで解き、
力学に戻る。
7問中2問見覚えのある問題であった。
超ラッキー!
力学を捨てている私には2問でも拾えるのは超ラッキーだったのさ。
最後の時間まで考える。
気が付くと17:20だった。
17:55までなのになぜか17:30が終了時間だと思い込んでいた。
このときまだマークシートにマークしていないので焦った。
落ち着け!落ち着け!
と自分に言い聞かせながら30+25問をマークしていく。
17:27にマーク完了。
あれ?
10分前コールなかったよな、
って思って17:55終了に気が付く。
そしてもう一度見直しなおしていると本当に終了。

「お疲れ様でした」
と自分と前の女の子に心の中で言う。
もちろん後ろのミドリには言わない。

踝が痛い、
ハンカチを足首に巻きブーツを履き直す。
なんでこのクソ暑いのにブーツ履いているんだ?
と疑問が浮かぶ。
15分ほど歩き駅に着く。
ハンカチが効いている。

帰宅し家内に聞かれる。
「大丈夫だと思う」
と答えてしまう。

夜ご飯をビールとともに楽しむ。
幸せな時間だった、
ここまでは。

総合資格の即日回答にメールする。
21:00ごろ非情なメールを見て驚愕する。
少し泣いた、
ウソ。
最近好きになった日本酒に溺れる。

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